株主・投資家の皆様へ

 当社は、1982年2月の設立以来、建築構造物の解体工事並びにそれに付随する各種工事の施工管理を行っております。「解体事業は環境ビジネスの一環」と捉え、当社環境方針の下、“「子供たちに何が残せるか」を常に考え、明日のために、今日出来ることを実行し、社業を通じて人にやさしい環境づくりに貢献します。” を企業理念としており、また、“思いやり・信頼・感謝”というキー ワードを経営理念として、業務を行ってまいりました。

 2016年11月に中期計画“TANAKEN2020”を策定し、設立35年の節目を迎えた当社の次ステージへのステップアップを目指すことといたしました。お陰様で計画期間中の2018年12月18日に東京証券取引所JASDAQスタンダード市場に上場を果たすことができ、名実ともに新たなステージへの第一歩を踏み出すことができました。

 新型コロナウイルスの世界的な感染拡大の収束が見えず、経済活動の収縮による景気悪化の影響が建設業界、特に解体事業への影響を予見できず、当面先行きの不透明な状態が続いていくものと思われます。しかしながら、解体市場は今後益々老朽化した建築構造物が増加していくことは自明であり、また、防災・減災意識の高まり、ネット社会到来に伴う産業構造の変化、少子高齢化に伴う都市の再生、コンパクトシティ化の流れ等、潜在的な解体需要は今後益々増加することが見込まれ、底堅く推移していくものと思われます。

 当社は、2020年5月に、当社の持続的発展並びに持続的企業価値向上を目指し「TANAKEN“ビジョン100”」を策定いたしました。「TANAKEN“ビジョン100”」では、当社の企業理念・経営理念の下、当社の“存在意義、存在価値”を果たしていくため、当社の業務遂行に求められている“様々な要素・要件”を再確認し、役職員一人一人がそのあるべき姿を自覚し、5年後を目途とした企業規模として売上高100億円を掲げ、その早期実現に向けベクトルを合わせ、毎期の施策の実施により、挑戦していくことを目指しております。

  株主・投資家の皆様におかれましては、当社の成長をご支援、ご期待いただけますよう、今後共宜しくお願い申し上げます。

 

2020年6月29日
田中建設工業株式会社
代表取締役社長 釆澤 和義