解体の仕組み

現地調査

解体工事には、周辺地域への影響を含む総合的な調査が必要です。現場周辺の環境を綿密に調査・検討したうえで、環境への影響が最も少ない工法を選択し解体工事に取り掛かります。

施工計画の策定

綿密な現地調査・既存図面をもとに施工計画書を作成し、安全・安心・コンプライアンス重視の解体施工計画を策定します。

又、騒音・振動の発生を極力抑える工法を検討し計画を行います。

各種届出

法令・条例等に基づき、諸官庁への届出・許可申請等を行ないます。

仮設工事

防音加工が施されている養生パネルを足場外部に貼り付け、建物を覆いかぶす事で騒音の発生・粉塵の飛散を抑えます。

アスベスト除去

綿密な現地調査後、建物内にアスベスト含有物が発見された場合、法令・条例に基づき先行除去いたします。

建物内部造作解体

建物内部に造作してある天井材・壁材・床材・設備等の解体を行います。又、環境に配慮し、各品目別に仕分けし、適正に処理いたします。

上屋解体

近隣住民への明確で丁寧な工事内容の説明を行い、円滑な解体工事を目指します。

解体工事によって発生した産業廃棄物は各種法令・条例に基づき適正な処理を行います。

山留工事

山留工事とは、地下工事の際に周辺地盤が崩れないように周りの地盤を固める工事です。地下工事では欠かせない重要な工事です。

基礎解体

建物を支えていた基礎部分の解体を行います。計画書に基づき周辺に影響が生じないよう、慎重且つ丁寧な施工を行います。

杭抜き工事

建物を支えていた杭の引き抜き工事を行ないます。杭抜き工事着手前に発注者と綿密な協議を重ね、周辺地盤に影響がないよう、工法の検討・策定を行い施工します。